コラム

錦ケ丘中学校にて歯科授業

H26年11月21日(金)に学校歯科医である錦ケ丘中学校において1年9組(5限目)及び1年8組(6限目)を対象に歯科保健指導(歯科授業)を行ないました。
この授業に関して同じ学校歯科医の堀川Dr、東区役所子ども保健課の山川Dr及び上田DH、中村DH、8020推進員の方にもご協力頂いて行われました。
「歯肉炎に対する知識と関心を高める」「自分にあった歯磨きを習得する」というテーマで授業を行ないました。一般的には小学校での巡回歯磨き指導を行ないますが、中学校での歯科授業は珍しいです。歯科授業は今年で3年目です。初年度は教室の黒板に健康歯肉と歯肉炎の写真を貼りつけて比較を説明し、前歯と臼歯の歯の磨き方を図示して説明していましたが、2年目の昨年より堀川Drが作製されたマニュアル(パソコン使用)で授業を行なっています。
まず正常歯肉と歯肉炎の歯肉の写真をみせて歯肉炎の特徴(色、形、感触、出血等の比較)を説明し50年後の歯肉の状態を比較し重度の歯肉炎は歯が脱落して抜けてしまう衝撃的な画面となる訳です。
80歳になると全部抜けて総義歯になるかもしれないということです。おいしく噛めるためには、20本の歯が必要(8020運動)ということを認識させました。
また何故歯肉炎になるのかということに関して「細菌」が歯茎に感染することで発生します。歯周病菌(細菌)が歯と歯茎の間(歯肉ポケット)に入り込んで心臓、肺、脳などに影響があるので大変怖いです。
この後生徒が鏡で自分の歯肉を見て観察をしてチャートに歯肉炎があるところを書き込み、歯垢染色をして磨き残しの部分を認識してブラッシング指導を受ける訳です。(歯ブラシの当て方、動かし方、力の入れ方など)

そして最後に「本日のまとめ」として
①健康歯肉と歯肉炎の違いは?
②歯肉炎を放っておくと?
③歯肉炎の原因は?
④歯垢は食べかすですか?
⑤自分にあった歯ブラシの使い方は?
⑥いつ歯磨きを行うか?
⑦毎日行わないといけない理由は?

このような項目を生徒に質問をして歯肉炎について理解できたかを調べるものです。又、チャートに各自の歯肉炎の有無、歯垢状態、授業に対する感想を書いて頂き、あっという間の50分授業でした。
私とペアを組んでいただいた5限目の養護の福島先生、6限目の中村DH及び8020推進員の皆様お疲れ様でした。確実に、この授業の成果が現れ2年生、3年生の歯肉炎の頻度が明らかに減少しています。

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